外傷

外傷にもホントに色々ありますね。

うしろに転倒した時に車のドアで足をひっかけたらしいのですが、どんなふうに傷めたか本人もわからないそうです。

レントゲンを撮っても骨には問題はありません。

でも足の腫れが治らない。

これが二ヶ月も続いているのですが、色々やっても効果はありませんでした。

歩いても痛みはないそうですが、片足で爪先立ちができないので、循環不良を起こしていると考えられます。だから歩行時に蹴り出す力を出すことができません。しかし、筋力がなくなった訳ではありません。つまり麻痺ではありません。

なんでそういうことが起こるのか？

一番のポイントはなんだと思います？

リンパ管の乳ビ槽というお腹にあるリンパ管の太い部分があります。

お腹からアプローチをしました。

背中も胸椎７～１０番あたりの患側が腫れて動きが悪くなっています。

それと健側の首から肩にかけての皮膚にも異常反応がありました。

お腹を調整しても、やや変化があったぐらいで片足爪先立ちはできませんでしたが、肩首の皮膚を調整すると、両足で爪先立ちができるようになってきました。

そこでテーピングを行いました。

これでやや片足爪先立ちができるようになりました。

元々外反母趾もあるので、蹴りだしは、絶対に不得意なはずです。

母指が原因かと思いましたが、第二指の方が問題で経絡で言うところの胃経のあたりです。

ただ、大きく蛇行しているのがわかると思います。

所要時間１０分ぐらいでしたが、本人も大喜びでした。

痛みや腫れが、なかなか良くならない時は原因が違います。

放置しても身体が弱ってしまうだけです。