プログラミングの学び方

今日はプログラミングの話ですが、勉強の仕方についてのヒントが沢山あると思います。

私自身、サンデープログラマーみたいなもんですが、一応精通する言語なら、どういうコードを書いているのかはわかりますし、実際に受付と自分のPCをローカルサーバーを立ち上げて処理したこともあります。

その時の言語はPHPとJavaScriptを組み合わせて作ったと思います。

後からメンテが大変だった(これは私の経験不足だったのですが)ので、Basic に変更しましたが、言語の仕様さえ理解できれば、たぶんどんな言語でも書けると思います。


この動画でも紹介しているプログラミングの効率の良い勉強の仕方で

1、暗記はやめよう

2、インプットしたらすぐにアウトプット

3、必要な分だけ学ぼう


作りたい物は決まっていましたので、目標については何の苦労もしてませんが、かなり複雑なプログラムだったので、どこから手をつけて良いか最初はわからない状態からのスタートです。

当然、誰かに教えてもらった訳ではありません。


これは、どんな勉強をするにしても重要だと思います。

また治療の勉強をする時も、ものすご~~く大事なことだと思います。

私自身、プログラミングをする時には、このやり方を自然にやっていました。学びに行ける時間がないのでネットを調べまくって最初は勉強しました。


簡単な構造を学べる基本文を書いてアウトプットするという作戦をやりました。

パッケージングとかクラスという概念は、この基本構造を理解することでうまくなりました。

今考えれば、なんなくわかることなのですが、当時はチンプンカンプンです。


必要な分だけ学ぶというのも本当にそうだと思います。

難しい訳のわからない構文もあるんですが、それはそのままコピーする。

そうすると、文句なしに、なぜか動く!!

動いたらそれで良しとして意味を最初は考えない。

最初は意味を考えないというのがミソです。


あとから、その構文の意味を少しずつ理解していくようになります。

こういうやり方をとりました。

まさに、この動画にでてくることそのものなんじゃないかと思います。


勉強ってモチベーションを如何に保ち続けるかなんだと思います。もの凄く簡単な問題を解いて、それが解けて動いたという経験をするとモチベーションが下がりません。

次々と新しいことを学ぶ意欲がでてきます。

しかし、モチベーションがなくなると、行き詰まって何もしたくなくなる。

殆どの場合は、そこで差がつきます。モチベーションがなくなった時に基本に戻れるかどうかです。

そういう時こそ、もの凄く簡単な構文を再度やって、その構造を理解しアウトプットする。

これを繰り返すうちに何となく意味がわかってきます。

勉強において、なんとなく意味がわかってくるという段階がもの凄く重要な意味を持ちます。


専門家の勉強会をしていても思うことですが、私の講義は、一般的なものとは違う部分が大きいので、わかりにくいとよく言われます。しかし、その元となっている基本構造を話しすると、徐々にわかる人が増えてきました。


必要な分だけ学ぶというのも、とても大事です。

必要な分だけ学ぶというのは、不必要なことを切り捨てるということです。運動器疾患が多いのに最初から内臓の話しや経絡の話しをすれば、訳がわからなくて当然だと思います。

東洋医学を学ぶ為の基礎部分をしっかり押さえつつ、日々の診療に役立つ考え方を作るというのは、とても重要です。

その中で一番やってはいけないのは暗記です。必要な分だけで十分です。


最終的には、それらがつながるようにしていく必要はありますが、まずは、範囲を縮めて、そのことだけに集中する。

これをやると身体の構造や反射の構造が自然にわかってきます。この基本的なことが理解できないうちに経絡だの難經だ素問だと前にすすんでしまうから訳がわからなくなるのです。

これは本当に大きなミソです。


そして少しずつ、経絡や内臓の話しにつなげていく訳です。内臓や経絡って基本的には、身体の表面から見ても見えない訳です。それは誰が見ても同じです。だから外科医は、切って中がどうなっているのか確かめたい訳です。画像診断だけではわからない世界がそこにはあるということを医師は知っているからです。その要求は非常に正しい選択だと思います。

もちろん患者側にとっては、簡単に切られたら困る訳ですが・・・。


どのように経験値を増やしていくか?

これはプログラミングも治療も全く同じだなと思います。


暗記はやめよう!!


ただ無意味に暗記したものは確実に忘れます。ただ実際にプログラミングをしていると、絶対に覚える必要のあることがあります。それは自分が任意につけられる変数の名前です。

名前の付け方を工夫すると忘れにくくなりますが、忘れない訳ではありません。

長い名前をつけることで規則正しく使うことが可能なのですが、タイプする時非常にめんどくさい。


治療も難しいことを暗記しても何の意味もないと私は思います。それを完全に臨床で役立てることはほぼ不可能だからです。テストでは良いかもわかりませんが、実際の臨床では覚える努力をする時間の割に利が少ない。つまり効率が悪いのです。

余計なことを覚えると人間は、前に覚えたことを忘れようとしてしまいます。それなら記憶させておく媒体があれば良い訳です。それがPCです。

私は、記憶力が半端ない程悪いので、プログラミングを学ぼうと思った訳です。

今はその恩恵をかなり受けてます。(笑)


今回消費税の対策で受付のプログラムを修正する必要がありますが、久しぶりに腕がなるという感じです!!

と言ってもそんなに難しいことをする訳じゃないですがね。あんなもんにレジスターを変えて何十万もかけるなんて信じられない。数行の修正で十分対応できるものばかりです。



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