こんなタイトルを書いたら、免疫とは何々で、こういうことだと説明するのかと思われるでしょう。
でも難しいことを言いたい訳ではありません。
専門的に述べたいのではなく、ザックリとこんな感じと思って頂ければ良いかなと思ってます。
それは、人間の身体を一つの国と例えれば理解しやすいなぁ~って思っています。
例えば外国から攻められる状態が感染症です。
自国の軍備を増強して戦います。
戦いが嫌だと言っても攻められたら戦わざるをえない。
生存本能ですからね。
だから生きているだけで戦っているということです。
それを放棄しては、生命は生存できません。
そして、このような戦いは、子供の頃から、ずっと続けてます。
小さい時は、軍備が成熟していないので、攻められて、滅ぼされそうになってしまうのですが、徐々に力をつけることで強力な軍隊ができます。
感染症に負けない為には国力を増強し、軍備を増強しなければ、自国は生存できません。
人間で言えば、ウィルスや菌にやられて感染症で死んでしまうという事です。
しかし、普通なら簡単には感染症では死にませんよね。
風邪をひいて死んでたら命がいくつあっても足りません。
しかし、軍備があまりにも手薄になる状態が免疫不全です。
免疫という軍隊が正しく働いていない、もしくは、戦う意思がないということになります。
下手すると簡単に死んでしまいます。
ウィルスや菌も必死で攻めてきますので、必死で守らなければなりません。だから、それ相当の体力がいる訳です。それをなおざりにするから簡単に感染症でやられてしまう訳です。
体力があってもやられるぐらいのウィルスもありますからね。
生きているだけで奇跡なんだと思います。
感染症ではないパターンがあります。それはいわゆる自己免疫疾患です。自己免疫疾患は、いわば国内でクーデターが起こっている状態です。
内乱です。
体力のあるなしに関わらず内乱は起こりますが、内乱は、指示系統に問題があったということでしょう。過剰な弾圧や、思想的、宗教的弾圧が強すぎると内乱の可能性は高くなります。
国民の不満がたまるということでしょうね。
だから内乱は指示系統を正常に戻す必要があるということです。
しかし、そんな薬は存在しませんからね。
だから難しいと言えます。
つまり免疫疾患は、外からの外敵ではなく、内部の問題ということですね。
様々な要因が考えられる訳です。ストレスや疲労など指示系統がやられてしまう何かが起こった結果だと言えます。しかも、かなり複雑な要因があるんじゃないかと思います。
内乱は、ジワジワと内部を破壊していきます。リウマチによって関節が変形したりするのも、同じような感じですね。
昔は、感染症で亡くなる方も多かったのですが、抗生物質の発明や衛生管理の向上によって大きく減りました。しかし、感染症は減ったけど、自己免疫疾患が増えました。
なんとも皮肉な話しです。
どちらが良いとは言えませんが、常に戦うのが生物の性だということは間違いありません。
難しい言葉で色々説明されるより、日常の生活の中に置き換えてざっくりと、そんな感じのものなんだと思って頂ければ良いと思っています。
もちろん、細かい点で間違っているという指摘はあるでしょうが、大まかに考えれば概要がわかるのではないかと思います。
そこから詳しいことを学べばいい。
国防と免疫というテーマで考えるのも一つなんじゃないかなと思います。
社会と医学も根本は同じなんじゃないかなと思ってしまいます。
違うのは、その詳細だけなんじゃないかと思います。
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