動きとリズム

ゆっくり、小さく、正確に動かすというのをやっていると気になってくるのがリズムです。

リズムよく動かせるようになるととてもいいし、かなり良い瞑想になります。

体幹で起こる動きをリズムよく動かすと精神的にも落ちつきます。

また、ゆっくりのリズムで動かしていると自分の弱い動きのところが更に明確になってきます。

メトロノームを使って行うと自分のリズムがどれぐらいなのかがよくわかるようになってきます。

ベースが一定に入る音楽でもリズムに合わせると効果的です。

今はスマホでもメトロノームのアプリは沢山ありますので、ワザワザ買いに行かなくても十分なものが無料で使えます。

PCのウェブラウザ上でも利用できるものがあります。

https://tateita.com/web_audio_metronome.html

これも６０ぐらいでBeat を合わせて行うと足上げ運動が明確になってきます。

やりにくい動きの部分が滅茶苦茶明確になってくるのがわかると思います。

リズムのない動きは、どんなスポーツをするにしても致命的です。

動きが、ぎこちないとエネルギーロスをしてしまいます。

うまくいくときというのは、良いリズムが身体の中を流れています。

それを無意識に刻み込むことが大事です。

毎日、ゆっくり練習しているといつのまにかできるようになってくると思います。

リズムをつかむ為には、ゆっくり動いて、身体の動きに注視しなければなりません。

そして認識することでリズムをつかめます。

しかし、ついついやってしまうのが、動きの悪いところを良くしようとすることです。

良くしようとか頑張ってやろうと思うとどうしてもリズムをつかめずに力が入ってしまします。

リズムと力みは深い関係にあると思います。

以前も紹介して原始反射もリズムを見失っている時に多く出る現象ではないかと思います。

本人は頑張ってやっているつもりですが、結局のところ空回りしている状態がリズムのない状態です。

まずは認識です。

まずいところも全て受け入れる。

これが頑張らないコツです。