昨日とは違い、確実に違う靴を履いて歩いた為に母指の痛みがでてきたという例です。
この場合は、靴を履きかえているので、靴が原因と思いがちですが、実際は全く違います。
やはりお腹で腸の反応がありました。
お腹から大腿前側を通って下腿前内側を通って母指にいっています。
動かしても痛みがあるそうです。
調整の動画はないですが、仰臥位で臍の横を軽く触れると脹りがあり圧痛もあります。
こういう診断は触れなくてもできる方がいいでしょうね。
ところが昨日の例とは違い、胸には反応はありません。
というか胸の反応は、最初はあったのですが、消去した状態だったので問題なくなった状態だと思えます。
それでも同じように腸から大腿に走る経絡のような存在があります。
それを調整すると母指の痛みがなくなりました。
面白いのは、腸の反応の原因を探ると対側の腎が関係していました。
腎臓と腸も無関係ではありませんが、それから母指の付け根の痛みに変化しているというのは面白い現象だと思います。
もちろん、それをとりもつ中継点になっているのは腸ということだろうと思います。
もしかすると、外反母趾の痛みや指先の爪の異常が腸と関係する可能性があるということを意味していると思います。
ホントに原因というのは人それぞれで様々です。決して一つに拘る必要はないし、拘ると逆にイレギュラーがあると治せなくなったり、手間取ったりします。
本当に身体って不思議な作用が一杯ありますね。
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