昨日は手の三里と曲池の違いを書いてみました。
それでは次です。
手三里に指先を置いたまま手首を小指側に伸ばしてみてください。
結構制限がかかると思います。
そこで曲池に指先を置くと不思議なことに手の三里とは全く逆の動きが起こることに気づきます。
つまり、小指側に手首を伸展する場合は、手三里の時とは違い、曲池では動きが良くなり、手三里では動きが悪くなるという現象が起こるということです。
また下に下がって手首の方に降りてくると、また動きが良くなるのがわかります。
手三里の時と全く真逆の動きをするということがよくわかります。
このことから、手三里は母指側の伸展、曲池は小指側の伸展時の動きと関係するということがよくわかります。
手三里と曲池は近くにあっても作用が全く違う穴だというのがよくわかる実験です。
近い位置にあるのにもかかわらず、作用が違う曲池と手三里
面白いですよね。
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