昨日の内容の続きです。
手の三里の穴を移動してみてください。
まず、手三里の穴から外側(小指側)にズラして同じように手首を動かしてみてください。
次に、手三里の穴から内側(母指側)にズラして手首を動かしてみて下さい。
少しズレると手首の動きが重くなったりします。
また母指側にズラしても重く感じたりします。
つまり、範囲を狭めて刺激(いわゆる穴)することで特定の関節を動きを変化させることができたということだと思います。
今度は縦方向にズラします。
同じ経路(大腸経)で曲池という肘関節を曲げた時にできるシワの先端にある穴です。
ここに指先を置くと手首の動きは悪くなります。
場所にして指三本分です。
よく観察すると手三里から徐々に曲池の方へ徐々にズラしていくと、手首の動きが徐々に悪くなっていくのが観察されるかと思います。
曲池にくると手首の動きに制限がかかります。
今度は手三里より下にさがっていきます。
手首の方まで下がると動きが徐々に変化していくのがわかると思います。
手三里と曲池では指三本分しか違いがないのに関連する関節の動きに変化がありました。
こういう実験を繰り返すことで穴が存在するのではないかと考える材料になると思います。
専門家の勉強会では、普段疑問に思わないようなことを、少しずつ解明していきます。
まだ未定ですが、次回は東京セミナーが2月の予定です。
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