ヘバーデン結節で指の腫れがある人の話を昨日はしました。
そこで、指の動きの詳細を調べていくことにします。
普通なら、指は同時に曲がっていると思うはずです。実際にゆっくり動かしても同時に曲がっているように見えます。
しかし、超ゆっくり曲げると、同時に曲がっていないことを普通に確認できます。
一本一本にしか意識が到達していません。
ゆっくりの動きが難しいというのは、こういうことです。
どんな動きも超ゆっくり行うと思ったようには動いてないという証拠です。
通常のゆっくりではわかりません。
超ゆっくり行うと各指は独立しているのがわかります。
ヘバーデン結節を起こしている人は、同時に曲げようと思うと、腫れが強い指はおいてきぼりになるのでは、その動作を見ただけで、どの動きが悪いかがハッキリわかります。
普通にゆっくり曲げてもうまく動きません。
ということは、超ゆっくりを同時に曲げるような意識をもって、曲げる練習をしていると指の健康を保ちやすい。
ということが言える訳です。正常な動きと異常な人の動きを見比べ、その差を観察し、正常な指の人の動きにフィードバックさせることで健康な指を作ることができるということです。
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