ゲームは身体に悪い。
電磁波が・・・
目が悪くなる!!
とか言って一切させない親もいるかもわかりませんが、子供の世界を大人の目だけで判断するのはどうなのかと思うことがあります。
子供には子供の世界があるし、昔と今の子供では元となる環境や物が違います。 ゲームは確かに目にも身体にも悪いかもわかりませんが、不必要なものだとは思いません。
無理にする必要はないけれども、ゲームが一つの子供達の文化になっているのは事実でしょうね。それを取り上げるのは簡単なことでしょう。
私達の子供の時はテレビを見るとアホになると言われて、NHKしか見せてもらえなかった人もあったと思います。
家だけだったかなぁ~(笑)
しかし、小学生の子供は、テレビやアニメを見て何かを感じています。悪いものと決めつけないで見ていると大人も嵌まってしまうようなアニメがあります。
私の小さい頃からアニメって結構、思想的だったり、哲学的だったりする内容のものがありました。
きっと日本がアニメ大国になったのは、アニメをはじめた人達が、子供にも何かメッセージを伝えたいという熱い思いがあったからだと思っています。
もし、そうでなかったら、きっと日本はアニメ大国になっていなかったと思います。
ブラックジャックを見て、医者になろうと思った子供も多かったのではないかと思います。
アニメではありませんが、ゴジラなんて、放射能という環境問題から生まれた怪獣ですからね。
子供の時から放射能は危険なものだと何となく勉強していた訳です。 あれを見て、放射能に興味をもって研究する人もいたかもわかりません。
強制することは簡単です。もちろん、テレビばかり見ていたら本当にアホになるかもわかりません。
しかし、そこまでテレビが好きというなら大きな才能です。そういう子には積極的にテレビを見せてあげるのも一つの手です。他の子とは違う何かがあるかもわかりませんよ。
好きなことをさせてみるというのは、とても大事なことです。親が好きなことをしっかりやってきたとしたら、子供にもそれを伸ばしてあげる環境というのが必要だと気づくはずです。強制された経験しかなかったら、好きなことをするという意味がわからないかもわかりません。
強制をすると子供は反発します。必ず反発します。
勉強したくないのに勉強させるより、勉強の面白さを教えてくれる大人に出会わせることだと思います。
また、好きなことをするには、ルールがあることを知ります。興味のあることも必ずルールがあるのだと気づきます。好きなことをやっていると、色んな知識が必要になるのに気づきます。そして、色んなことを感じるようになります。これが一番大事です。
誰しも必ず知識欲はあります。それを伸ばして興味をもたせることが大人のすることなのではないかと思います。決して強制では、子供は自分からは動きません。
なぜ、この話しを書いたかというと姿勢を正す時も全く一緒だと思うからです。矯正ではなく姿勢を正すことの楽しさが伝われば、姿勢を正す意味がわかります。意味がわからないので、やりたがらないのだと思います。
しかし、子供の教育と同じで、それを大人にわかってもらうのは超大変!!
子供にわかってもらう以上に大変です。そういうものだと思い込んでいる身体(姿勢)を作り続けてきた訳ですからね。だから姿勢は、その人の思想を反映しているのだと思います。
だから、強制では姿勢は良くならない。そして、強制では、その意味を伝えることはできません。
なんとかして伝わったとしても、それを持続させられません。
昨日は専門家の勉強会のビデオ会議でした。参加者の方から、凄く哲学的だというような評価をしてくれる先生がいました。私の伝えたいことは思想です。単なる方法ではありません。
でも現象でしか伝えられないから、それを現象で伝える努力をしてきました。
東洋医学の一番のキモである「気」が動いて、「水」が流れ、「水」が流れて、「血」が動く。
たった、それだけの意味を伝えるのが私の仕事だと思っています。
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