民間の保険会社に入っていて交通事故にあったから診てほしいという依頼が結構あります。
なかなか保険会社が針治療のことを理解してくれなくて、断念せざるを得ない場合もありました。
しかし、それっておかしくない?
その為の保険ではないの?
鍼灸や柔整は国が認めた医療機関の一つです。法的にも問題はありませんし、一応整形外科でレントゲンやMRIを撮って、異常がないことを確認し、病院にもかかったけど治らない。
もしくは、病院に行くのが嫌だ。
というのは保険に加入している人の権利です。それを誰も止めることはできないはずですし、それを保険会社が認めないはずがありません。
また、治療の上限も決まっています。だいたい長くて3ヶ月ぐらいですからね。
自分が受けたいと思う治療を受けられないというのはおかしな話です。このことについては依頼を受けた患者さんには話をしています。
適用させるか適用させないかは、保険会社の担当者によって大きく変わってきます。 これがホントにおかしな話しで、絶対に駄目という担当者がいるのは不思議です。
あんたが入った保険か?
あんたが作った保険か?
と問いたいです。
整形外科で同意書をもらうことを条件に治療を受けても良いと言う 話でした。実はこれも本当はおかしな話で、なぜ整形外科の同意書がいるのでしょうか?
整形外科で診察を受けていないわけではないので、整形外科の同意書がなぜいるのか本当に不思議でたまりません。もちろん整形外科で診てもらって骨折等の障害があればヘタに局所をいじってはいけない場合があるという理由はよくわかります。それは、患者さんの身体のことを思ってのことだと思いますが、あきらかに大きな外傷がないのは整形外科の先生ならわかっているはずです。自分で検査したんですからね。
何を根拠にそんなことを言っているのかわからないような言いがかりをつけてくる人も中にはいるみたいです。科学的でないとかね。
笑えます。
担当者と整形外科医の胸先三寸で決められるはずがありません。痛みを訴えている患者は蚊帳の外になってしまってます。理解のある担当者であれば、即治療を開始することができますし、相手の保険を使う場合でも、相手の保険会社に直訴してくれます。それが保険者を守る担当者の仕事です。
なぜ、かけてもらう時だけ愛想良くして、保険をかけている人が気をつかわなあかんのか?
最近流行りのネットで注文する保険に入っていて、担当者が全く受け付けないという場合もありました。そういう時はその担当者に上のものを出せと命令することもできます。
もちろんそれは患者さん側が言わなければなりません。もしそれを言っても通らない場合、契約違反だと思うのですが、一方的に断ってくる保険会社もあるみたいです。
この前もそのような例があり、翌日に治療を開始し劇的に良くなって数回で痛みも関連痛も楽になってしまったという方の話しです。整形外科に同意書を求められ、その患者さんも悩んでいました。
明らかに整形外科で治療を受けても、湿布と痛み止めや電気治療ぐらいしか手がないので、行きたくないと言う話でした。
一軒目の整形外科では、同意書を書くのを完璧に断られ、二件目の整形外科で、ようやくどんな治療をするのかを文章で書いてくれたら同意書を書くというふうに言われ、こちらも丁寧に治療の内容を文章で回答いたしました。
刺激は、極小さいので、物理的に神経に損傷を与えるようなものではないということを書いたら、同意書を書いてくれたみたいです。
保険会社にとってもコストパフォーマンスが高いと思うのですが、ルールや権利、利権でがんじがらめになって一番大事な患者さんの意向は無視ですからね。馬鹿みたいな話しです。
そんなことでもめてたら、治るものも治りません。人間は機械ではないのですからね。感情もあるので、感情を逆なでするような担当者の発言は、ホントに意味の無いことだと思います。
保険会社の担当者さんには言いたいです。患者さんの意向を無視するな!!
ってね。
0コメント