それでは仙腸関節を動かして治療するというのは嘘なのか?
と思うと思います。 人はすぐに結論づけをしたくなり、そして仙腸関節を動かして治療している人を攻撃しようとします。自分が優位に立ちたいということなんだろうなと思います。頭で考えるタイプの人は、どちらかを決めようとしてしまいます。
だからこういう論争を聞いているとあきあきしてきます。どちらが科学的というような論争も全く同じ構造です。どっちかにきめやなあかんのかなぁ~って思います。
真の科学者は、結論づけてはいません。ただこういう現象があったからこうなんじゃないかと予測をたてただけです。でも報道されるのは、「真実があきらかになった~」なんて言われる訳です。
真実と報道は、あまりにもかけ離れています。
しかし、もし、あなたが臨床で腰痛や諸々の症状に対して効果をあげようと思っているとしたら、動くという前提の方が都合が良いかもわかりませんよ。
決して事実を曲げている訳ではなく、実際に動くような感じはするからです。私もそれは確認しています。動くような感じはあるから実際に動いている。
とは言い切ってないという立場です。
仙腸関節が動く動かないの話の前にカイロプラクティックの話をしてみたいと思います。
じらしている訳ではないですが続きます。
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