違いを見分ける訓練をオンラインでしています。
オンラインで話しをするのに効果的なのが、写真を見て判断するという訓練です。
いきなりこんな写真を見せられて、どう思うかを問われると、なかなか答えづらいですが、直ぐに感想を答えてくれました。
何度もセッションをやっていると、このような見方がうまくなってきます。注意点さえおさえれば、確実にどのあたりに異常があるのかを明確にすることができるようになります。
つまり望診です。
さぁ、この写真を見てどう思うか?
と尋ねられたらどう答えるでしょうか?
調整前と後の写真ですが、どこを視点に考えれば良いかです。そしてこの形をとっていることで、どこが問題点となって、どこが正常かがよくわかるようになってきます。よくある治療前と治療後の変化が大きい訳ではありません。誰でもわかる変化と訓練していないとわからない変化というのがあります。
この例は、訓練していないと見分けにくいパターンです。
この方法では症状は問うていません。
そこが大事です。
殆どの場合、症状に注目しすぎて、全体を見ることができません。
それでは全体の治療をするということは言えない訳です。
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