右手と左手を見てください。
殆ど同じ形をしていて、左右対称になっています。
合理的に考えると、右手と左手、右足と左足は、殆どの人の場合、左右対称なのに、なぜ利き腕を作ったのでしょうか?
とても不思議ではありませんか?
利き腕があった方が、生活するのに便利だからでしょうか?
右利きの人は、右手で字を書けばスラスラ思い通りにかけますが、左では思うように描けません。
同じ形なのに、片方を不自由にしたのは何故か?
もし、字を書き続ける仕事をしていたとしたら、途中で疲れて左手に切りかえるということもできたはずです。とても非合理的ですよね。
脳の非対称性に関係があるのでは?
という科学者がいるそうです。でも答えになってないですよね。
ゴリラやチンパンジーにも明確な利き手というのはないそうです。人間固有のものだそうです。
本当かなぁ~?
飼い犬が脱走して、T字路にぶつかると右に曲がると言う習性があるそうです。
こんな身近なことですら何もわかっていない訳です。
以前も書いたことがありましたが、氷が何故滑りやすいのかって最近までわからなかったそうです。
滅茶苦茶不思議な「気」がしませんか?
誰でも知っているはずの物理現象です。それなのに氷が滑りやすくなるのは何故かわからないというのです。おまけに、氷が溶けることで滑りやすくなるという信じられないような説が信じられていたというのも不思議ですね。
説は、どこまでいっても単なる説です。
本当かどうかは自分で調べてみる必要があると思いますが、そんなこと調べていたら一生ではすみませんよね。だから、人が考えた説を勉強するのだと思います。しかし、勉強しても勉強しても、何の為にその勉強をしているのかがわからなければ意味もありませんし、徒労に終わってしまいます。
もし、根本的な疑問があれば、その上に構築された理論は砂上の城ということになります。
もっともっと、身近なことで理解しなければならないことが、実は多いのではないかと私は思います。
何に自分の限られた時間を使うかは、とても大事なことだと思います。
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