特に床掃除で感じることは、手先だけを使ってじゅうたんの拭き掃除をすると非常に疲れます。
また面白いことに、手先だけを使うと色んな思考が巡ってくるのが分かります。
ああ、しんどいなぁとか、これはこうした方がいいのではないかとか、夜のご飯は何にしようとかさまざまな思考が頭の中を巡るのがわかります。そういう思考が巡っていると、作業も時間がかかってしまいますし、実が入らないので綺麗にもなりません。
そこで体幹を使って、指先の力をできるだけ抜くように意識していると、思考が巡らず、拭き掃除に集中できるということが分かります。 具体的には、押し出す時に、お腹のあたりから小さな波を起こして、それを体幹から肩甲骨、上腕骨、前腕、手へと力を伝えるようにしていきます。引くときは手から順番に逆にお腹あたりに戻る感じです。
まぁ、これだけで筋トレみたいな感じで、集中していると、身体全体から汗が噴き出てきます。
そして、面白いことに、体幹を使うと、身体からの汗がよく出ることに気づきます。 手先だけでやっている時は手が疲れ、頭から汗をかくことが多いのですが、体幹を使うと手の疲れが少なくなり、頭からの汗が少なくなることに気づきます。また汗の質も違います。
身体の使い方によって汗の出方や思考の成り立ち方が違うというのは本当に面白いことです。 何か作業する時に、手先だけで行っていませんか?
頭で考えすぎると身体はしんどいです。
掃除もトレーニングの一つとして行うことで身体の使い方を普段から変えられるようになると思います。もちろん、掃除は綺麗になることが目的ですから、楽に綺麗にできれば一挙両得
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