デスクワーク

デスクワークも昨日の大掃除の拭き掃除と同じように、手先に力が入っていると調子が悪くなりやすくなります。特にPCでの入力作業が長時間になると、徐々に手先に力が入り、体幹の力が抜けていきます。


デスクワークが多い人が腰を痛めることが多いのは、こういう理由からだろうなと思います。手の力が腰で支えることができる許容量を超えてしまうということです。100キロまでしか持ち上げる能力のないクレーンで120キロのものをつり上げるようなもので、土台から倒れてしまいます。問題は許容量を超えた重い荷物なのに、120キロのものをつり上げる能力にしようとするからうまくいかないと言えます。


私が、学生の時に酷い腰痛に見舞われていた時、毎日授業と合わせて、10時間ぐらい座ることを余儀なくされた時、座り方を変えていない時は、腰の痛みもピークでやる気が起こらない状態が続いていましたが、座り方を変えて腰痛がなくなったとき、同じ時間座っていても何の苦痛もないどころか、身体が滅茶苦茶軽くなったという経験があります。


だらだら座っているのと、注意して座っているのは、同じ座るという行為ですが、全く違うということです。足腰を使いながら座るのと手で座るのは全く違います。

腰痛の人が、手でどこかを支えて座っていることがありますが、逆効果と言えます。足腰を使って座っていると手は完全に力が抜けています。つまり腰痛が楽になってきます。


そして、同調するのが思考です。クリアになるのを実感できますから、手の力が入るのと抜けるのでは、座るという行為一つとっても全く次元が違うものになる訳です。

足腰を使って座るにはどうすれば良いでしょうか?

御薗治療院

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