四総穴について
数回にわたり四総穴について書いてきましたが、四総穴における列欠の守備範囲と通常の経絡における列缺の守備範囲は違います。
四総穴における列欠の守備範囲は、副鼻腔を含む、前頚部全体に及ぶようです。これからも調べていかないと詳細はわかりませんが、多分間違いないだろうと思います。
前頚部から脳幹部に影響が及び、頭痛を引き起こしてしまうのではないかと考えています。それによって頭項は、列欠に尋ねるという言葉が出てきたのではないかと思います。
また頭頂部の痛みと後頭部からの痛みは違いがあり、前頭部から頭頂部は合谷の守備範囲のように感じられます。これは、実際に確認した訳ではないのでわかりませんが、守備範囲で診断するとそうなっています。ただ、目の奥の痛みに関しては、篩骨洞という副鼻腔の問題が列缺の守備範囲になっているので、列缺の場合と合谷の場合で診断する必要があるだろうと思います。
前頚部を冷やすと頭の痛みが楽になったりするので、四総穴の記述は間違いではないと考えられます。
もちろん、足の三里にも守備範囲があります。
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