試行錯誤

試行錯誤するには何が必要でしょうか？ 

試行錯誤している状態はどんな状態でしょうか？ 

痛みが治らない　→　試行錯誤 

問題を解決したい　→　試行錯誤  

試行錯誤している時に頭が働いているでしょうか？ 

働いているようで働いていません。 

試行錯誤は、混乱です。混乱の状況は、考えがないことです。 考えがある時は試行錯誤とは言いません。そんな時に何らかのエネルギーが出るみたいです。

例えば、一つの方法（今までにやったことのない手法）を行ったとします。その時は、やったことがないので試行錯誤のエネルギーが活性します。とても注意深くなっている自分に気づきます。 ところが慣れてくると、試行錯誤はしません。ただ手順通りにやっているだけです。 

この状態では注意深くなりません。

そこで、また新たな問題がでてきます。そうすると、今まで行っていた方法では効果がないことに気づきます。 一日、一日、その感覚は薄れていきます。そして３日ぐらいで試行錯誤の状態は終わります。

三日坊主と言いますが、その通りだなと思います。新しいことを始めてホントに集中できるのは、三日が限界なんだと思います。そんなことを繰り返していると、方法論では問題が解決しないことに気づきます。そのことに気づかない人が、狂ったように新しい技術を求めます。セミナーショッピングというのはそういう状態です。

そして試行錯誤の状態で在ることが相手の身体を変える唯一の方法かもしれないと気づきます。試行錯誤は混乱ですから、一定の考えはありません。つまりやり方はない訳です。

この状態は技術や考えではなく術者のエネルギーが最大になった状態なのです。

既存の技術のまま、常に試行錯誤をしている時と同じ状態をワザと作り出せないか？ 

それを研究してきました。作り出せます。