経絡現象が理解できると奥行きに注目がいくようになります。
平面だったものが奥行きを意識することで立体になります。
3Dで身体を診るということをやっていくと全体像が見えてきます。
東洋医学をやっている人は、全体を診ると言いますが、全体と部分というのが同等だということを理解していないように思います。全体は部分になり、部分は全体になります。
その意味を頭でなく体感して、実際の現象として見せることができなければ何時までも平面としての問題にしか目を向けないようになってしまいます。頭で理解することではありません。
筋肉の緊張=刺激点だと考えている人には絶対にわからないことだと思いますが、それで本当に良いのかを考えて欲しいなと常々思っています。
全体を診る為には、部分をしっかり観察する能力が必要です。部分をしっかり観察することができれば全体の意味がわかってきます。
なのでオンラインでの講義は、部分の観察をしっかりやっています。少しずつ皆さん理解してきているようです。オンラインでも日々の診療で視点を変えることができれば、その意味が深くわかるようになると思います。
上下左右前後と奥行き
身体にあらわれる異常は平面ではありません。もちろん、条件が増えれば増える程、難しくなります。それを如何に簡素化して診ていくのかというのを意識していないと見えるものも見えません。
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