結論を言えば、人は痛みが好きなんだなと思います。
頑張って特別でありたいのかもわかりません。どれだけ強くなっても必ず、いつかは弱くなる時がきます。年をとれば自然に誰でもそうなります。
苦労することも好きです。苦労しないことを選ぶのではなく、わざわざ苦労することを選ぶみたいです。結構そんな自分が好きなのかも分かりません。痛みと戦っている自分が好きということではないかと思います。
人は常に争います。自分や自分の関係者を守るためという名目で、他人を攻撃し、自分が守っているつもりになっているのが好きです。その人たちの中でヒーローになりたいのかも分かりませんが、それが争いの元になったりするわけです。 しかし、本人は、口先だけで争いはいけない。戦争は反対などと言っています。そう言って敵を作っているのに気が付かないのは本当に面白い現象だと思います。
人のこういう心理に気がついたのも、患者さんをよく観察していたからです。そして自分を見つめてみると、やはり同じような事をやっています。だから決してそんな人たちを否定しているわけでも攻撃しているわけでもありません。
自分自身も同じ穴の狢だと思っているからこそ、それを認識しています。だからこそ止められる時が来るかも分からないと思って身体に注意を向けています。まずは認識することです。自分がどういう精神状態で、どうなっているのかを知ることです。
それを認識する為にも小さな動きというのは深い意味があるのです。小さな動きの中に全ての問題が詰まっています。
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