一般的に良く言われることがあります。
「毎日、1時間散歩してください」
答え
殆どの人は最初からやらないか、数日でやらなくなってしまいます。なかなかできません。
それは意思が弱いからでしょうか?
好きでもないことをさせられていると言う思いがどこかにあったとしたら、意思の問題ではありません。
同じ運動をすると言うのなら椅子に座って片足ずつ足を5mmだけ浮かしてみてください。
一日一回で良いので毎日続けてみてください。
と言われたとしたら、やってみようと思うし、そんなことで良くなるのか?
という疑問はあっても、続けようと思えば続けられなくないと思います。隙とか嫌いの問題ではありません。たぶん100歳の人でもできるのではないかと思います。それを毎日一年続けたらどうでしょう?
普通に足は強くなります。足取りもしっかりしてきます。
次ぎに足を上げる時に肩の力を抜いて下さい。
足先の力を抜いて下さい。
少しずつ注文をつけていきます。
もちろん、あまりにも負荷が少なすぎるので、一緒にやろうとする人がいないと続けられないかもわかりません。しかし、毎日1時間、何歩が目標ですと言われるより、ハードルはずっとずっと低いと思います。
そんな指導の仕方で続けて行った慢性的なヘルニアや狭窄症の痛みの人が楽になったらどうでしょうか?
続けるか続けないかだけですが、続けられない理由の一つに負荷をかけすぎというのがあるということです。早く良くなりたいという思いで強い負荷をかける人も多いと思いますが、それが遅い治癒になっていると気づく必要があります。もちろん全てではないです。しかし、それはかなり少ない例だし短期間だということです。
治療家側も同じです。強い力をかければ早く治ると思っている人は、本当に見えてないものがある。少なくとも患者さんの側にたったものではないと言えます。
最大の強刺激は手術でしょう。手術を毎日続けませしょう。という医師は流石にいないでしょう。それは最大の強刺激だと知っているからです。
手術で何でも治ると思っている人を批判している人が、強刺激をやっているのは笑ってしまいます。常に強弱が必要です。頭の良い人なら考えなくてもわかります。
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