マスクはある意味擬態化

アニメの話しが続きましたが、擬態化は、何も本当に身体が機械に置きかわる現象だけを言っているのではないと思います。

かっこいい服を着た場合には誰しも気持ちは変わります。制服を着るとピリッとする気分になりますよね。 コスプレイヤー達はなぜ自分たちを着飾ってアニメの主人公に近づきたがるのか？ 

きっと自分以外の何者かに擬態化したいのではないかと思っています。 擬態化することによって気分が変わるのなら、それって一つの方法ですよね。私は決して悪いことだとは思いません。 

そう考えると、マスクは暗黙のうちに社会的な擬態化になっているのではないかと思いました。 安心感を得られる擬態化かかも分かりません。しかし、それによる精神的変化は少なからずあると思います。お互いの顏の表情を確認できない影響は今後の検証課題でしょうね。

もうすでに多くの人が、つけていることさえ気がつかないでつけています。 

習慣化していくことで擬態化していることさえ気がつかない状態になっているようにも思います。 

さて私たちはこれによって、どのような精神的効果があったでしょうか？ 

そのあたりは今後の為にも検証してみなければならないと思います。ウィルスを防ぐ効果だけでなく、他にもメリットとデメリットがあるという観点から検証してみると面白いかもしれませんね。   

良い悪い、必要不必要の議論をしているのではありませんよ。

無意識に変化している精神活動に気づくのは、自分を見つめる練習にはとても良いように思います。