背骨の周囲を触診することで動きや状態を観察する方法です。
触診は、軽く触れる程度で十分です。
強く押さえないのがポイントですが、なぜそうなのかが問題です。
意識を高めるには強く触れてはわかりません。弱く触れることでしか触診はうまくいきません。
本当に不思議だと思うのは、そう心がけていても強く触れてしまう自分がいます。なぜなのかはわかりませんが、そうなります。
たぶん、上手い人と下手な人の差はこういうところにあるのですが、一生懸命弱く触ろうとすると弱く触ろうとする意識が強くなって、上手く触れません。
上手く触れないから強く触ってしまうのだろうと思います。指先に意識を置くと触診はできません。
しかし、指先の力を抜かないと上手くできません。
実は触診は触るのではありません。
そこがとても面白いなと思います。
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