「気」の界層構造の話しをしたので、これらを利用して調整を行うことの意味を書いてみたいと思います。
治療法の中には、様々な治療法があります。地獄界で非常に有効な治療法というのは、西洋医学が得意な治療法です。誤解しないで欲しいのは、私の言う地獄というのは変化に富んだ世界です。地獄絵図の話しではないです。日本人として超えなければならない壁です。
その世界の中で成り立つ現象は非常に複雑で素晴らしい世界観です。そして「色」があります。しかし、物質世界だけに執着していると、どうしても心残りが起こります。
何故なら、人は必ず死ぬからです。想像してみてください。風邪をひいて身体が辛い時、意識は身体だけに集中し、細かいことなんて、どうでも良くなります。
死を間近に迎えた時に、科学がどうとか必要ありますか?
ただただ身体に集中し、意識を集めることに必死になるはずです。物質世界は西洋医学に任せておいて、私達ができることは、その次の段階があることをかいま見せることです。そうでなければ存在意義はありません。
そういうことを言うと抹香臭いとか、理想論とか言われるかもわかりませんが、私はそんなことに興味は全くありません。現実的に身体が変化し、勝手に身体が楽になるみたいな経験をする人が大勢いるからです。そのことを理解し、人を癒やす方法を考えるというのが必要です。ただ、癒やすという言葉はかなりの曲者です。 物質世界で変化はなくとも、縁覚世界での大きな変化があれば、やがて物質世界にも必ず影響が出ます。
決して建前の話しをしているのではありません。実際の肉体にも反映する方法です。現象を引き起こせなかったら、単なるオカルトです。そんな話しには興味は全くありません。 ただ、一般常識とは全く違うアプローチになっているというだけです。それが適応なら一瞬で身体も変化していきます。重要なことは適応ならということです。その為には、高いところから見る術者の変態性が重要なのであって、それによって被検者の身体にも変化が起こります。
少数取穴で身体を変化させるには、そういう方法を使う必要があります。 また、単純に症状がなくなれば良いとは思えないことも出てきます。人にとっては、その痛みが必要な場合もあるからです。
大きな目で見ると本当にそれが良いかどうかを判断できます。その人にとって痛みや症状によって気づくことも一杯あり、代償は大きいかもわかりませんが、何かに気づく為の一つの出来事の場合もあります。
それにはとても意味があります。ちょっとそれに目を向けてみるというのも必要です。
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