思い込み

物質世界はとても大事であり目に見える世界です。物質世界である地獄界や餓鬼界、畜生界というのは、本当に色とりどりで多岐にわたっているので、変化に富んでいる世界です。だから怖いとも言えます。十分調べ尽くしているように思われている解剖学でも未だに新しい器官が見つかったりする訳です。ホントに驚きです。

しかし、新事実が反映されるまでにはかなりの時間が必要です。物質を超えた世界というのは、変化が少なく静寂です。それはそれで素晴らしい世界観だと思います。 


治療でも治療点や方法論が極端に少なくなる世界です。これには私も驚きました。同じことをしても同じ結果にはなりません。つまり物質として認知されていない何かが存在するということを強く実感することができます。それを認めるのも認めないのも、そういう経験をしたかしていないかで決まります。 経験もないのに物質界以外のものがあると信じるのも問題です。殆どの人は経験もないのに信じ込んでいる部分があります。 お化けを見たこともないのにお化けを信じ込んでいるというのと全く同じです。人の噂というのは本当に恐ろしい現象を引き起こすと思います。話しに尾ヒレが一杯つきますからね。


まわりでバタバタと倒れているような感染症を目の当たりにしたら確かに誰しも怖いと感じます。実感を伴いますからね。しかし、噂だけでこわーいウィルスになってしまうこともあります。人は情動で大きく突き動かされるというとてもとても良い例を目の当たりにしています。


感染症に対するワクチンの議論もありますが、気づいて欲しいのは、罹るという前提で話しがはじまっています。その思いから起こる行動は本当に正しい行動につながっているのかということも考える必要があります。ワクチンを否定しているのでも肯定しているのでもありません。

罹ったら怖いからという前提があるのでは?

その情動を冷静に観察していく必要があるでしょう。その思いは本当に正しいのか?

と考えなければなりません。

安心したいからという理由?

しかし、それが本当に安心できる材料になっているのかどうかも副反応の議論も含めて考える必要があります。どちらも確率はある訳ですからね。


今まで投稿したような考えで治療をすすめていくと、人間の身体には全てが宿っているということを強く認識することができるようになってきます。物質世界で起こっている現象は、決して高い界層で起こっている現象と無関係でないことも十分理解し実感することができます。 


そういう実感が実はとても大事なはずです。知識や思い込みではありません。そして誰かが言っているというような曖昧なものではなく、自分自身の感覚で実感するものだと言うことがわかるでしょう。その感覚は、外れることもあるし、当たることもある。不安定なものです。

しかし、実感もなく、本に書いてあったからという情報も変わりはないのでは?

実感と知識が一致しない理論というのは世間に山のようにあります。


もし、そんなことも考えたことすらないと思ったら不公平です。 どこかの偉い先生がこう言っていたからとかテレビで言っていたらからというようなことを信じ込んでいることはないでしょうか?

ネットで調べて信じ込むこともあるでしょう。それらはかなり実感とはかけ離れていることが多いことに気づくはずです。実感はとても大事なはずなのですが、実感より頭で考えてしまうことが多くなるのは、人が噂を信じ込みやすいという証明なんだろうと思います。 


よくよく話しを聞いてみると全然違う話しだったということは少なくありません。そして、そんなことが人間にはあると誰しも知っているはずなのに、そのことについて考えたこともないというのは不公平なんじゃないでしょうか?


御薗治療院

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