治本、治標、局所とプログラム6


一つの穴には、何々の作用があるという話しがあります。私も学校で、それを学びましたので、そういうもんかなぁ~と思っていました。


しかし、それについては大きな疑問があります。 プログラムも同じなのですが、同じことを実行させたいと思っても、全く同じ文にしなくても良いという自由度があります。

つまり正解はありません。

これが正しいと言うのはない訳です。回りくどい書き方をしても良いし、ストレートに書いてもいいのです。大事なことは、それが実行され、エラーなく正しく動くか? 


これが一番大事ということです。達人が打った場所が正しい訳ではないということを意味しています。達人になればなるほど、複数の穴を使わないということからも、それがわかります。

決まり切った文ばかりでは逆に実用的でなくなる場合もありますので、正式な書き方でなくても、用途をハッキリさせれば、少々の犠牲が必要な場合もあります。 大事なことは何をさせたいのかということです。


そこには時間という労力が無関係ではありません。鍼灸の治療も全く同じで、労力をかける必要のない作業をやるのは、複雑にして負担をしいているのと全く同じだと思います。

もの凄く簡単な作業をしたいだけなのにエラー処理を書きすぎて起動するのが遅くなったなんていう話しはよくありました。大きな企業が作るプログラムによく見られる現象でした。


大事なことは、どんな目的で、どんな用途に使い、どんなことをさせたいかということです。それを最優先に考えないプログラムは、非常に鬱陶しいということです。 これと全く同じなんだと思います。

御薗治療院

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