怪我の調整と局所経気

怪我をするということは、あきらかに部分的なものです。全体とは無関係です。しかし、左足が元々弱い人が左足を負傷すると、直ぐに全身に影響が出て、全身の調整をしないと、なかなか治らないということがありえます。 そのような症状を持っている人は、ホントに山ほどいます。


違う症状で来院したのに、その症状が昔の怪我が原因という場合も多々あります。それを見つけるのにどのような考え方をすれば良いかと言われれば、やっぱりパブリック、プライベートの考え方が絶対に必要です。全体と部分が明確でないと、その経路を明確にできません。

全体とは無関係な部分を負傷しただけなら、骨折などの怪我でも後遺症なく早く治りやすくなります。 怪我をして治りにくくなるのは、負傷したところをかばいすぎた為に起こる現象が殆どです。


治りにくい怪我の場合、経絡の現象で言えば、複数の経絡が関与した結果と言えます。軽い捻挫なら数時間で、かばわないようにした方が全体への影響は少なくなります。しかし、それより長い時間、歩かなかったりかばい続けたりすると、全身に影響が及び逆に治りにくくなったり後遺症が残ったりします。 


もちろんケースバイケースですが、骨折などの大けがでも長期間動かさないのは逆効果になることは知られていると思います。 ただ、その期間というのは、個人差もありますが、想定よりも早い時期の方が良い場合が多いということです。 

 局所経気も痛む場所や症状のある場所だけに出ている訳ではありません。どちらかと言えば痛みのある場所以外に出ていることが多くなります。 


御薗治療院

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