治療をしていると、そういうことか~わかった!!
と思う時が何度もあります。とてもうまくいった時です。しかし、また数人の人を診ていると、それが音を立てて壊れていく瞬間に出会います。この時に点の存在を強く意識してしまいます。三次元の世界だけが正しいと誤解するのは、縦横高さがある三次元の世界だけしか見えてないからです。
三次元の世界だけに通用するという定義をし、一定の条件を満たしたことによって起こっている現象が三次元の世界(現世)であって、その条件下で真偽が判定されています。
問題は、この定義に気づいているかどうかです。つまり、世界は三次元だけでなく、点も面もつながって存在していると観察者が認識できているかどうかです。
正確に言えば点の世界になれば観察者も消えますから、観察できるのは三次元を意識した時だけです。
神秘思想家は、神秘思想が世界になっています。物質しか見ない人は、物質世界だけしか見ていません。 これらがつながっているということを意識していないから、その小さい世界の中だけで物事を判断してしまおうとする訳です。
どれだけ無理な言い訳をしてでも、他の世界を排除する理由を必死で作ろうとします。 その結果がエビデンスであり、数字の世界と言えるかもわかりません。しかし、現実はつながっているので、それを切り離して考えることは不可能です。
科学的思想や、神秘思想というのは分離された世界観であって全体とは違います。 これらは一度も離れたことがないのですが、離して考えないと煩雑になって話しが前に進みませんから便宜上離している訳です。それをわかって議論しているかどうかです。
日々、人間は意識と無意識の境を生きています。
しかし、あまりにも、それらの世界にどっぷり浸かっていると、その世界だけが全ての世界だと誤解しはじめます。 だから科学主義も神秘主義も同じ穴の狢ということが言える訳です。
あるものはあるのであって、それをないとする方がどうにかしています。
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