シリーズで書き続けているとおり、思考は形や物に変化していく原動力(エネルギー)となるということであり、その思考を分析すると記憶、想像、創造ということでした。
それなら思考を利用して身体を変化させることができないかと考えられます。
思考は、東洋医学における「気」の一部です。ちょっとした思いを変えることで、身体の緊張や動きが変化させることは可能です。
物質になる前のエネルギーですから理屈としてはあっていると思うのですが、それを利用する方法が一般的でないのでどのように利用すれば良いかがわからないだけだと思います。
鉛筆は何でできているか? 「鉛筆を作ろうとした人の思い」で出来ています。「気」が動くことで「水」や「血」が動く、つまり形になっていくと言うのが東洋医学の考え方です。
もちろん、思考できるものや意識できるものというのは「気」の作用のホンの一部です。意識がなくても生きることはできます。
しかし、意識がないと人間としての活動は大幅に狭められます。 そこで東洋医学における「気」の作用を調べてみたいと思います。この作用によって「気」がどんなところにどんな風に弱っていて、それによってどんな症状が起こっているのかを分析することができれば、利用価値が高くなるということです。
「気」は東洋医学の基本です。
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