肝が弱って、その母を補う時何をすれば良いのか?
母は水(腎)でしたよね。
直接子供を補うのではなく、弱っている子の母にエネルギーを与える訳です。
そうすると子供が強くなってきます。
面白い観念ですよね。
忘れた方はもう一度五行色体表を見てくださいね。
臓腑の対応が書いてあります。
そこで利用するのが手足にある穴です。
肘から先、膝から先に要穴という穴があります。
これは十二ある経絡の穴が木火土金水に対応しているという考え方です。
つまり穴にも五行の色体表に見えてくる木火土金水が肘と膝の先の経絡中にあるってことです。
うまいこと考えましたね。
なんか天才的な発想です。
ものすご~く抽象的ですが発想がいいですよね。
経絡の中にも五行があるから、その経絡の中にある穴にも五行がある。
それを選んで刺激するとした訳です。
それならば肘から先だけでなく、身体の一部分にも木火土金水があるんじゃないか?
って考えるのが私の考え方です。
あったあった~。
耳や手、足にも対応する臓腑の図なんかがありますね。
しかしそれだけじゃない。
範囲を設定するとそこに経絡や穴が点在してくるのです。
自由自在に穴の反応を出すことができる。
ええ~。
って思うかもわかりませんが事実です。
範囲を小さくしようと思えば小さい中であります。
範囲を大きくしようと思えば大きな範囲の中で臓腑や経絡と対応する反応がでてきます。
経絡や穴は固定じゃない。
無数に体中にあります。
すご~い。
これを鍼灸の勉強をした人に言えば馬鹿にされます。(笑)
しかし、それが事実です。
やっぱり身体って凄いな~。
ホントに宇宙と対応しているんだと感じます。
人体は小宇宙だとわかったようなことを言っている人がいます。
ホントにこの人意味わかってんの?
頭でわかっているだけじゃないの?
絶対に意味わかってない。
って思うことがあります。
実際にそれを体感していなければ絵に描いた餅です。
そんな人が沢山います。
私は人間の身体には経脉も穴もない。
って言っているのはこの身体の反応なのです。
どこにでもあるから・・・。
思い一つでどこにでも穴を出現させることができるからです。
それができなきゃ話しにならないんですよね。
ちょっと話しがそれすぎましたね。
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