話しがそれているように思えるかもわかりませんが全然それてません。
武井壮がもの凄く単純なことを見つけそれをスポーツに応用した。
きっと専門的な訓練を受けた訳じゃないし、これを誰かに教えてもらった訳じゃない。
父親がビデオカメラを買ってきたので自分の身体の動きを観察した。
その結果うまく身体を動かせていないことに気づいた。
ということなんですよね。
でもちょっと待ってください。
話しが元に戻ります。
鍼灸の勉強をした人なら経脉や穴ってもの凄く大事だと思っていると思います。
これが基礎だと思っていると思います。
陰陽五行説や『素問』『霊枢』傷寒論等々古典を読まなきゃ基礎はわからない!!
って言います。
でもこれを頭で理解することで余計に経脉や穴のことをわからなくなっている。
つまり勉強したことで経脉や穴のことをわからなくさせてしまった。
と言ったとしたらどう思いますか?
でも事実なんです。
野球を見たことがない人がいたとします。
野球を見たことがないのですから何をするのかわかりません。
ルールすら知らない訳です。
そのルールを覚えたとします。
投げ方も覚えました。
でもそれで野球がわかった訳ではありません。
ただ投げるだけ、ただ打つだけなら小学生でもできます。
ある一定のレベルに達しようとすると様々な訓練が必要になってきますよね。
しかし、その根本は?
武井壮が言っているように野球を知る前に身体の使い方を知っている必要があるはずなのです。
これがわかっていて野球をするのと解らずに野球をするのとでは全く違う結果になる。
というのを彼が証明してくれていると私は思います。
鍼灸の経脉や穴も同じなんです。
経脉や穴の概念は読めばわかります。
でも実際に経脉や穴を触れられないし、見られない人がいくら勉強しても絵に描いた餅です。
絵に描いた餅です。
だからこそ穴のことをもっともっと知ることが必要だということです。
穴ってなに?
どんな構造になっているの?
穴ってなんで見える人と見えない人があるの?
これに答えられなければどれだけ本を読んでも実際には絵に描いた餅です。
基礎の基礎を答えられないんですからね。
穴や経絡があることが大前提になってしまっています。
それじゃ~駄目です。
武井壮が周りの人になぜホームランを毎回打てないんだと聞いたことと同じです。
そんな単純なことがわからないのに学者ズラしてる世界です。
逆に言えば穴のことをわかってない人がなぜ穴を使って治療できるん?
って聞きたいです。
もっともっと基本的なことを実際に学ばないと・・・。
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