何かを使いこなす時に考えることがあります。
それは捨てるということです。
捨てないと使いこなせない。
今まであるものを捨ててシンプルにしないと使いこなせない。
パソコンも不必要な機能が一杯ありますよね。
それによって全体のスピードが犠牲になってしまう。
ということが多々あります。
その人にとって必要な機能ってその人にしかわからない。
これとこれとこれが必要です。
って最初に言えばそれ以外のソフトをインストールしない仕様のパソコンって作ったらもしかして売れるかも・・・。
きっと速いですよね。
近年のソフトは巨大化し過ぎて便利にはなっても使いこなしている人は殆どいません。
こういう考え方もできます。
万能な高性能のPCを持つのではなく、PCの能力を下げ価格も下げ、それらをネットワークでつなぐ。
今のクラウドのような機能を家庭のマシンのそれぞれに持たせる。
音楽関係のPC、文章を書くPC、記事を読んだり入力したりするスマホ、言語を書くために特化したPC等々
言語を書くために必要なPCは処理能力がいるかもわかりませんね。
画面の大きさとかね。
それぞれをもっと専門的に分割して能力を下げる。
今のスマホやタブレットもいらない機能がかなりありすぎる。
そしてそれらを統括するサーバを一台置きそこで処理をさせる。
家の中のクラウドみたいな機能を持たせる。
というようなことをすれば面白いかも・・・。
今まである技術で何とかできる新しい発想なのではないかと思います。
ネットワークにつなげる機能と専門的なそれぞれの機能を持たせる端末。
その端末の能力を下げて価格を抑えることもできます。
専門家ではないので何が必要になるのかはわかりません。
でも少なくとも今のようなPCとは違う使い方ができるのでは?
そして端末を限りなくスリム化して処理するのはサーバが行う。
これって大事じゃないですかね?
SONYからでている手書きの端末を今使っていますが、手書きに特化していて紙に書いた感じとほぼ同じです。
これでカルテを書いています。
CPUの能力は極端に低いのでちょっともたつく感覚はあります。
でも手書きに特化しているから本体も、もの凄く軽いし殆ど紙。
という感じです。
一般の人がPCを使うとき、そんなに沢山のことをしますか?
メールを書いたり、ワードで文章を書いたりインターネットで検索するだけに
クアッドコアまでのCPUが必要になるとは思えません。
ワードだって無駄にマクロ言語を積んでいるから重くなるのです。
マクロ言語なんて使ったこともない人の方が使ったことがある人より圧倒的に多いはず。
つまりその人達にとってはそんなものついていてもスピードが遅くなるだけで全く不必要です。
そんな人が7割はいると思います。
知識があればいいと思いますか?
ない方がスッキリすることも多々ある訳です。
そのためには何が必要なことなのかを知っている必要があります。
これが設計です。
プログラムも実は設計が8割です。
あとはバグ取りをするための記述の仕方の工夫
プログラムは動かすより出来てからバグをとる方が長い時間かかります。
最近83歳の女性の方がプログラムを一から勉強して高齢者向けのゲームを作ってアップルから表彰されてましたよね。
大事なことはプログラマー目線でものを作るのではなく素人目線で作ること!!
これ大事なことです。
でもそれをするためには一通りのことは学ぶ必要はあるでしょう。
不必要な知識は心と身体を重くするだけでなんの役にも立たない。
そんなものあるから余計に身体が重くなる訳です。
鍼灸の治療も全く同じです。
専門家に話しをするのはある意味簡単です。
しかし、一般の人にわかりやすく体感させるのは結構難しい。
一般の方に脉診を教えてもの凄くそう思いました。
必要なことだけ教えてやってもらう。
これが大事です。
その人にとって不必要なものを捨てて何が必要なのかを考える。
つまり設計をする訳です。
それを考えた結果、これとこれだけやってみてください。
ということが言える訳です。
だから簡単な方法でも効果は絶大になります。
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