こんなニュースを見ました。
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8年後の2025年にアメリカ西部カリフォルニア州で「大きな地震が起きた」という誤った情報がアメリカのUSGS=地質調査所の地震速報として配信され、この情報を引用した地元の新聞社が誤報を出すなど混乱が広がりました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170622/k10011026911000.html
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大きな地震という情報が発信されると情報を受け取った人達はそれぞれに混乱します。
昔は新聞やテレビしかなかったので、その情報を聞いていなければ混乱することもありません。
今はインターネットもスマホも発達したために誤報というのは大きな社会問題です。
もし、これが戦争に関するものだったとしたら人はどんな行動を起こすでしょうか?
しかも情勢が不安定な国に起こったどうでしょう?
生活の全てが変わってしまいますよね。
情報は単なる言葉の伝達でしかありません。
しかし、その情報によって人の行動が大きく変わってしまう。
情報を扱う人達は十分に気をつけて情報を流して頂きたいなと思います。
情報を取捨選択する能力は人によって違います。
一つの情報だとデマかもしれないと思う人はいます。
しかし二つの情報が重なり合うと間違いないと思う人が増えます。
三つだったら殆どの人がそれを信じると思います。
科学はそれをなるべく検証しながら物事の本質を見抜こうとする訳ですよね。
しかし、なかなかそれがうまくいかない。
うまくいかないということを知っていて情報を扱っている人は問題ないのですが、それが絶対だと思い込んでしまう人が大勢います。
それだけならその人だけの問題です。
しかし、その人が情報を人に伝えた。
そしてその人に強制するような情報になった。
それによってその人が次の人に・・・。
という形でネズミ講のように無限に連鎖していく訳です。
情報を受け取った人も一人の人から聞いたことより二人、二人より十人に聞いた情報の方が確かだと思い行動します。
情報って凄いですよ。
デマを流すなというのは、不可能だと思いません?
デマに惑わされるなというのも不可能な気がします。
例えホントのことを書いていても、ちょっとした言葉のニュアンスでデマにもなってしまいます。
受け取る側にも問題がある訳です。
デマを流すなと警告している人には一番の注意が必要です。
そういう人は絶対にデマを流しています。
タチが悪いのは自分が絶対にデマを流していない。
間違いない情報なんだと思い込んで情報を流している人達によって起こります。
それより大事なことは受け取った情報をどのように解釈していくのかにかかっているんじゃないですかね?
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