私は学生の時にウェイトトレーニングを結構しました。
だから欠点もよ~く知ってます。
というよりウェイトトレーニングの欠点を知っているのはテクニックのことじゃありません。
精神的なことです。
自分の身体が変わってくると嬉しくて、面白かった!!
少しウェイトトレーニングするとムキムキになる体質だったので鏡を見て感動したことを今でも思い出します。
筋肉のつきやすい体質ってことですね。
結構陶酔するんですよね。
ああ~自分の身体が変わってきている~。
って実感するんですよね。
もの凄く嬉しくなったりします。
最初は嬉しいだけなんですよ。
単純に!!
だから悪いことでもなんでもない。
時間がたつとそれを維持しようとする。
これが辛くなるんですよね~。
だからボクシングでチャンピオンになった人が負けられないというプレッシャーってもの凄くよくわかる気がするんですよね。
横綱が負けられない。
負けたら引退!!
ってもの凄いプレッシャーだと思います。
でもただひたすら何も考えないでやっているうちは精神的にはあまり問題にはなりません。
しかし人間はそうはいかない。
身体が変わると精神にも影響が出ます。
必ずでます。
精神が徐々に徐々にそれだけになってきます。
特にウェイトトレーニングをすると技術じゃなく強くなった気がするんですよね。
元々ウェイトをはじめた理由は、空手の鍛錬の一つと思って行っただけなのですが、それを超えていた気がします。
そして外界をシャットダウンするように精神が働きます。
チャンピオンになりたいと思った人がチャンピオンになって何一つ満足できなかった。
なんてこともあるんじゃないかと思います。
現状を維持するってもの凄く大変なことなんですよね。
ウェイトトレーニングすると身体のことが気になります。
筋肉の張りだけじゃなく、どれだけの重いウェイトがあがるか?
トレーニング休めなくなるんですよね。
人はそういうのをストイックなんて言います。
言葉はかっこいいのですが、実際には、それ以外見えなくなって心が取り憑かれた状態ってことです。
だからプロティン飲んでステロイド投与したりしてでも筋肉を大きくしようとする訳ですよね。
それ違うやろ~って言いたいですが・・・。
鶴太郎さんがヨガに嵌まって生活を変えた結果、離婚してヨガ行者になったなんて話しもありますよね。
違うんじゃないかな~って思ったりします。
陶酔すると気持ちいいんですよ。
それはもの凄くよ~くわかります。
でもそれって本当に大事なことじゃないって思います。
この鶴太郎さんの話を聞いて私が若い時に体験した感覚に似ているな~って思ったりしてました。
何が幸せかは人によって違います。
だから良い悪いじゃない。
でもなんか違うな~って私は思っています。
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