エネルギーは化学的ポテンシャルを持ったものと運動エネルギーの二つしかありません。 分子は移動したり回転したり、振動したりしています。これは分子の運動エネルギーのあらわれです。 例えばコップに水が入っている場合、肉眼では確認できませんが、分子は様々な方向に運動しています。 回転したり、移動したり、振動したりしています。その運動エネルギーの総量が空気に対しての水の温度といえます。 それを私達は冷たいとか温かいと感じているのです。 コップに熱いお湯を注ぐと、コップの中の分子の運動は周囲の空気の分子運動より高くなっているので空気の分子を振動させることで時間と共に空気はやや上昇します。そしてコップの中の分子運動は下がります。その結果、コップの温度は下がります。 空気から水に運動エネルギーが変化したと言えます。この時にエネルギーは単純に移動しただけです。 その結果、コップの中の温度がぬるくなったと実感する訳です。冷たい水を注いだら、その逆のエネルギーの移動が起こるということになります。 この時にエネルギーは移動しただけで、エネルギーそのものが増えたり減ったりはしていません。 雀啄(キツツキのように
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