明日の2月12日(月曜祝日)は待望の専門家の勉強会
専門家の勉強会は今回で4回目になり、新しい先生も増えてますますパワーアップしていきます。
「考えたらわからない勉強会。これホントに凄いです。」
と今まで受講して下さった先生が言ってくれました。
凄い評価だと思いました。(笑)
子供の遠足みたいに指折り数えて待ってます。
なんて嬉しいことを言ってくれた先生もみえました。
ずっと来て下さっている先生方もいらっしゃいます。
ホントに有り難いことです。
わかる人にはわかる。
わからない人には絶対にわからない。
治療方法より治療に対する姿勢というのがもの凄く大事です。
そこを軽んじる人には全く響かないのかもわかりません。
ものごとを深く考えようとしないタイプですね。
ここが治療を追求するのか追求しないのかで決まってきます。
それさえわかれば、どんな治療法でも効果はあります。
何をどうしたいのか?
まずは明確にそれを持つことです。
各関節の評価は鍼灸師であってもとても重要な問題です。
それぞれの関節可動域を調べるのではなく、各関節から情報を引き出す方法です。
可動域を調べるのと情報を引き出すのでは全く意味が違います。
殆どの治療方法は可動域を評価します。
私は可動域を評価しません。
そして刺激をした後に術者と患者が同時にその効果を実感できます。
自分のした刺激が正しいかどうか?
どんな方法をいくら勉強しても、これがわからなきゃ何の意味もありません。
それをわかってないんですよね。
テクニックに走って何も本質を見極めようとしない。
それではいつまでたっても初心者です。
治療を長年やっているからわかるかといえばそうではありません。
一生懸命古典を読んだり勉強したから治療がうまいかというと全くそうではありません。
短い期間でも今刺激した効果を評価することができれば自信もつくし何が正しいか何が間違っているかがわかります。
これは私が鍼灸師になったころから切望していたことです。
なんでそれがわからないのにその治療法が正しいのかわかるんかな~?
っていつも思ってました。
この方法は効果あるよ~って何を基準にそう言い切れるのか?
そんなんロシアンルーレットやん!!
ある人はそれを丁半鍼灸と呼んでました。(うまいこといいますね)
そんな人達を見て、なんて単純な人達やろな~っていっつも思ってました。
そんなことを学生の頃から考えてました。
特に慢性的な疾患なら人が言っている方法を信じるなんてなんでできるん?
それがわからないからエビデンスを頼りにするんかなぁ~?
今やった刺激が今効果を判定できなくて何故それが効いたと言えるん?
そんな疑問に答えてくれる人は誰もいませんでした。
だから自分で見つける以外に方法がなかった。
でもそのおかげでそれを説明できるようになったということです。
巷で見るのは何々法をやったら劇的に効果があった。
なんていう触れ込みばかりですからね。
うんざりします。
何故効果があるのか?
より
今効果があったのか?
を知ることの方が先です。
その後にしか何故効果があったのかを検証することはできません。
逆なんですよ。後先が逆です。
大事なことは今です。
なんでみんな「今」を大事にしない?
なぜ過去からしか引用できないの?
頭が良いからだと思ってます。それはそれで素晴らしいことです。
身体は情報を与えなければどんな些細な情報も引き出すことはできません。
無理やり引きだそうと思っても引き出せません。
どういう問いかけを身体にしていくのか?
それ以上に術者はどういう態度で問いかけをしていくのかが数百倍大事です。
そんな些細なことが大事なのです。
それによって返ってくる答えが全く違ってきます。
何の目標もなく刺激することほど怖いことはありません。
鍼刺激でも副反応はあります。
無闇に刺激することで起こる副反応は知らず知らずのうちに影響を与えています。
治療のアプローチは大昔にやったダイオードを使った方法も紹介してみたいなと思っています。
普段はやってないのですが、こういう単純な方法でも情報さえ読み出せれば効果はあります。
もちろん他にも手技や磁石の孔穴表を使った方法も紹介していきます。
つまり治療方法はあまり問題になりません。
方法論じゃないんですよね。
情報というのは脳だけにある訳ではありません。
身体全体から情報を引き出します。
それをなるべく基礎から一つ一つ段階を経て伝えてきました。
最初は特殊な脉診の方法や触診の方法
今回は関節から情報を読み出す方法が入ってきます。
原理は同じですが、問いかけが入ってきます。
今までは問いかけなしでやってきました。
問いかけによって得られた情報を総合的に評価していくことでより効果的な治療方法を導き出すことです。
だから前回の勉強会で「どうやって最適な治療法を見つけるのか?」
という質問をしてくれたベテランの先生がいたのですが、答えられても、その段階になってないので答えられなかったんです。
もっと次の段階にいってからしか答えられないと思ったから正確には答えれませんでした。
今回はそれに答えられると思います。
患者さんに「今日はどうですか?」
と聞いて、「今日は調子が良くて目立った症状はありません」とか
「あちこち痛くてどうしようもないです」とか
そう言われた時、どう対処していくのか?
つまりこちらから情報を引き出していかなければならないのです。
その時にどうやって情報を引き出すのか?
それができれば普通に短い時間で普通以上の治療が可能です。
それを実感して貰える勉強会です。
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