完璧主義な方っていらっしゃいます。
よくそれは悪い性格と言われますよね。
でも本当に悪い性格ですか?
いえいえ
とても良い性格だと思うんです。
だって完璧にしようとする訳ですからね。
でも完璧にしようとしているのと完璧とはちょっと違います。
足の位置をゼロにして下さい。
真っ直ぐです。
真正面を向くことですね。
そう言われると完璧にやろうとするから足ではなく肩に力が入って疲れます。
目的と違う訳です。
ゼロにするだけですからね。
私が求めているのはゼロにするということだけです。
ゼロを認識することなんです。
それが完璧です。
ゼロにするのに頑張らなくて良い訳です。
完璧と完璧にしようとするのは違います。
できる訳ないんですから、完璧にしようとするなんて無理ということを理解しないのが完璧主義です。
完璧はゼロを認識することだけなんです。
無駄に努力しないとできないと思い込んでいる。
昨日も書いたように一瞬一瞬がリセットっていうとそんなこと自分にはできない!!
って思う方もあるかもわかりません。
ある意味完璧主義でないとできないことなのかもわかりません。
でも完璧主義でない完璧は疲れません。
完璧じゃないですからね。
禅問答みたいですが、これはとても大事なことです。
完璧に近づけようとすることは無理なことではありません。
完璧じゃなくただ完璧を理解する。
ただ理解すると周囲からは完璧主義と誤解されるかも知れません。
しかし本人は完璧じゃなくただ理解しようとしているだけです。
ここに大きな違いがあります。
右から左へ物を移動するのと同じです。
ただ移動する。
それだけなんです。
この違いがわからないと治療は不可能
だとは言いませんが、かなりブレます。
ほんとにブレるんですよね。
ブレるということはうまくいったりいかなかったりするということです。
そこでなんでうまくいかないのかな?
って迷う訳です。
迷いは理解することを妨げます。
そういう訓練を毎日行っている訳です。
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