不定愁訴の要因

不定愁訴の原因とは書かず要因と書きました。


よくこういう不定愁訴や治りにくい症状に対して原因は血流不足!!

なんていうことを言われます。

血流不足?

心臓が止まっているんですか?


いえ動いてます。

それなら血流が不足していたらチアノーゼになってますか?

なってません。

血色の悪いところはあったりしますが、血色が良い人でも不定愁訴にはなります。


まあそれだけが原因なんて思えませんよね。

この前投稿した脳脊髄液減少症なども不定愁訴を起こす一つの要因です。

でもそれが本当の原因なのかどうかをキチンと考えなければなりません。

それに対する治療を行ってもすぐに全て良くなったということは殆ど稀だからです。


何度もいいますが人間は動物です。

異常のあるところは動かなくなったところと言えます。

動かないところが複数でて症状がでていると原因は一つではありません。


なんかね。

原因が一つの方がスッキリするんですよね。

原因が一つであって欲しいと思い込む訳です。

だから色んな病院に行って、これが原因だ!!

なんて言われるとそれだけで安心してしまう訳です。

人間の身体ってそんなに単純じゃないですよね。


複数原因がある場合は著効するということは不可能です。

つまり一つ一つに対処しないと良い方向にはいかないということです。

その原因を一つ一つ取り除いていくことで何とか保てるようになることがあります。

身体って生きているんだなと実感することってもの凄く大事なんじゃないかと思います。


症状がでて身体に注意を向けることができた訳ですからね。

雨が降る前わかったり地震予知する人もいます。

人より敏感な状態ということとも考えられます。

御薗治療院

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