梅雨に入ると関節が痛むという方も多くいらっしゃいます。
体調の良い時と悪い時がある。
雨の時は悪いとか雨が降る前が悪い。
雨が降り出すと楽になるというような体調の人もいます。
脳脊髄減少症という病名があるのをご存じでしょうか?
脳は頭蓋の中で髄液に満たされ浮いているような形になります。
脳圧が下がると立位で脳が下に下がるから起こる症状があると言われているのです。
頭痛や眩暈、耳鳴り、だるさ等の不定愁訴が起こると言われています。
この病名がついてブラッドパッチという方法で良くなったという話しを読んだことがあります。
やはりそういう人はこういう日には調子が悪くなるみたいですね。
しかし、この方法を行うと7割が良くなると書いてあるのですが、本当かな~?
って思っています。
脳脊髄液減少症だと診断されてブラッドパッチという方法を行ったが良くならない。
という方しか話しを聞いたことがないので・・・。
症状だけ聞くと「ああ~私も該当する」って思う人は山のようにいると思います。
7割というとかなりの治癒率ですが、専門性があり普通には診断も難しいため本当にこの病名かどうか疑わしい人もかなりいると思います。
事故等のきっかけがあることが多いので、その既往歴も考慮されるでしょう。
何もないのに症状だけでは決まりませんからね。
人間の身体ってそんな単純じゃ~ない。
なぜそんなに単純だと思うのでしょうか?
たぶんそう思いたいんじゃないかと思います。
そういう心理が働くと患者と医師の間で意思疎通がうまくいかないことが殆どです。
またブラッドパッチを受けて数割は楽になったけど症状が消えた訳じゃない。
という人もかなりいる病名なんじゃないかと推察します。
なぜなら、かなりありきたりな症状なので、それが完全にこの病名からくるかどうかも疑わしいからです。
普通原因を治すとたちどころに良くなる。
というイメージを一般の人は持ちやすいと思いますが、そうは問屋が卸しません。
やはり別の要因が絡んでいるんですよね。
それが人間です。
この病名を聞く度にいつも本当かなって思ってしまいます。
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