去年の8月に中国で事件がありました。
この事件はとても有名な話しなのですが、AIと話しがでるサービスが提供されたのです。
AIとの対話プログラムですが、マイクロソフトも絡んでいるみたいです。
ネットユーザーと会話ができる訳ですから様々な問いに答えてくれます。
そこでユーザーが「共産党万歳」というと「こんなに腐敗して無能な政党なのに、それでも万歳なんて言えるの?」
と答えたそうです。
それ以外にも
ネットユーザー:「あなたの"中国の夢"は何ですか?」と問いかけると
「私の"中国の夢"はアメリカに移民することです。とっても真実味がある」
と答えたそうです。
AIが国家転覆を企てているなどという書き込みが起こり騒然となったそうです。
このサービス日本でなぜ行わなかったのでしょうか?
不思議です。
もちろん中国当局は、このサービスを即時閉鎖したようです。
日本でもやって欲しいですね。
医療情報も広告規制なんてやってないで、AIに調べさせて情報を共有すれば良いのにって思います。
そしたら口コミ情報から、ありとあらゆる情報から調べてAIが正しいと考えるものがでてくるんじゃないかと思います。
きっとその結果は驚くべきものだろうと思います。
ホントにエビデンスが正しい答えを出しているかどうかもわかるかも知れませんよ。
医療情報は、規制を行わずAIで調べさせて、情報をまとめたら良いのにって思ってます。
このニュースで専門家は、疑問に思ったそうです。
初期設定では中国当局の指導も受けているはずです。
また中国のネット空間では、反政府の発言は全て削除されるのですから、AIがどのように学習したのかが不明とのことです。
その後は完全に修正されたプログラムになっていて、そのAIに同じような質問をするととぼけた答えが返ってくるようになったそうです。
AIが本音と建て前をわけるようになったんでしょうね。
しかし、それは人間により近くなったということなのか・・・。
こういうことが医療情報にもでてくるでしょうね。
AIも都合の良いように情報を操作するのは間違いないでしょう。
AIは将棋でも連戦連勝です。
人間の名人にも勝てるようになった訳です。
これからどう発展していくのか?
またAIが発達することで人間がどのような立場になっていくのか?
うまくAIと共存していけるようになるのか?
それともAIに支配されるようになるのか?
近未来における重要なテーマではないかと思います。
今のような検索システムではなく、音声で問いかけるとそれに対してユーザーが必要としている的確な答えを探して答えてくれるようになるでしょうね。
グーグル検索(ぐぐる)なんて言葉もなくなってしまうんじゃないかと思います。
インターネットは大きく人間社会を変えました。
30年前と今では全く違うことになりましたからね。
そんな変化以上の変化がこれから起ころうとしているということを予感する出来事ですね。
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