姿勢が症状の評価に値しないと考えている人もいるかもわかりませんが、実際には、かなり指標になります。
肋骨に対して肩甲骨が前方向にズレているように見える感じです。骨がズレているのではなく、筋肉が緊張したり弛緩したりして自然にそういう形になっている訳です。これで異常ではないとは言えないと思いますが、肩を刺激しなくても良い位置になると肩は自然な位置になります。当然、症状も楽になります。
基本的には、胸椎の下部が伸展すれば良い訳です。また横隔膜や腹筋の力が上方向にかかれば目的は達成するはずです。その為には足の位置が重要になってくるし、首や顎の位置も無関係ではいられません。
しかし、良い位置をとろうと思ってもとれません。
だから、位置や形だけを整えても何の意味もない訳です。
そうじゃなく、なぜそういう形になってしまったのかの原因を追及したい訳ですが、原因は一つでもありません。多方向からの影響があるのは事実です。
そして、それらは連動しています。
連動しているから全てに影響する何らかの刺激があるはずです。それは、強い刺激でなくても、指先を触れるだけでも影響がでます。
できるだけ良い位置に少ない刺激で近づけられるというのが最大公約数の刺激です。
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