FBでこの記事をアップしてくれた先生がありましたので紹介してみます。
昔から統計には、かなり疑問を持っていた私もビックリです。科学者の中でも、同じように疑問に思っている人もあるんだなと思いました。
AとBでAの方がBより優位というのは、決してAの方が優れているとは言えないという訳です。そして、同じような調査で、Bの方が優れているという結果がでる場合もあります。何かの条件によって結果が違うのかどうかは、専門家ではないので統計のことはよくわかりません。
ただ世論は、統計の結果、Aの方が優れているというと、そっちが正しく、Bは間違っていると思い込んでしまうということです。あきらかな差があれば別かもわかりませんが、そのあきらかな差というのは、どこからどこまでがあきらかな差といえるのか?
そこを利用して、都合の良い解釈をするということもできます。これが一番大きな問題です。
ただ数字を並べられただけでは素人には、その意味がわかりませんし、判断になりません。少しでも多い確率の方を選んでみるというのは人情でしょう。
どんな条件で、どんな人を対象にしたのかによっても変わってきますからね。白人と黄色人種によっても違うと思います。しかし、白人の中で出た結果がそのまま、世界で通説となっていることがあるのではないかと思います。特に食品や医薬品は、地域差や人種によっても大きく結果が異なることは専門家でなくても普通に考えられます。
たぶん、専門的に研究している人は、統計で出た結果と自分達が調べた印象というのが大きな差があり、統計で優位と出た結果を現場にあてはめても無理があると思っている人も多いと思います。
また、有意差があったと思って発表し、結論づけようと思ったら、全く違う結果が他の統計で出たなんてこともあって、無数の結論が世間には横行している訳です。
これをどう利用すれば良いのか?
統計は誰の為に出しているのか?
そこが抜けていると本末転倒なんじゃないかと思います。
印象操作の為の統計はやめた方が良いと思いますが、意図して印象操作している訳ではなくても、結果的にそうなってしまった。ということも多々あるのではないかと思います。だから今回のこの内容は非常に大きな意味を持つような気がします。
情報が多くあれば良いという訳ではない。というもの凄く良い例なのではないかと思います。
やっぱり現場と数字は違うんだなと思います。
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