慢性痛の区別の話し

慢性痛の区別の話しで、もの凄く現実的な話しがあります。

例えば歯痛ですね。


腫れもない。神経もない。

でも痛みがある!!!


そんなことよくありますよね。

歯や歯茎だけじゃなく、骨膜の炎症だとか色々言われますが、そういう時は顎を直接触れてみるとわかります。軽く触れると異常のあるところは皮膚が緊張したりしています。

普段から、そういう見方をすると良いのではないかと思います。


歯痛じゃなくても、関節痛のある人の場合、上顎の切歯部分が腫れている人が多いです。

この異常は、鼻の異常とも関係しますし、慢性炎症の場合も多いのです。


この時にコツがあります。歯を意識するのではなく、歯周組織を意識しながら軽く皮膚に触れるか触れないかで触ってみると近づくだけで違和感を感じたりもします。

また上顎骨や下顎骨と言った頭蓋骨も触れるように意識すると異常部位が良くわかります。

人間の皮膚って異常を感知しやすいようにできているんだと思います。

特に指先は、そんなふうにできています。


だから術者の指先が柔らかいというのはとても大事なことです。

意識の治療をしていると、最初は指先が硬くても、自然に柔らかくなります。柔らかくしようと意識しなくても柔らかくなります。

だから脳と手は無関係ではないのです。

御薗治療院

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