心理的要因とスクワット

スクワットについてずっと書き続けていますか、スクワットと心理的要因は無関係ではありません。

スクワットは筋力を鍛えるトレーニングだという暗黙の意識が、この簡単な運動を行ってもらう時に大きく働いているのがよくわかります。ブログを書いていてフェイスブック等で、その反応を見ていると、皆さんがそのように思っているなと思う発言があるからです。

 

これは筋力トレーニングではありません。だから筋肉を鍛えようとして行うと必ず失敗します。


必ずそうなります。


筋肉のはりを感じるまで行ってしまうからです。それがスクワットをする時の意義だと勘違いしているようです。だから、その実感が起こるまでやってしまいます。

そのようなやり方は、私の真意ではありません。というか絶対に失敗します。

そこは絶対に間違えないようにしてください。 

これは、意識のトレーニングです。難しいと感じた方は多かったと思います。難しいからやる意味がある訳です。簡単なことをしても現象を変えられるはずがありません。


腰痛や膝の痛みがある人が、普通と同じようなスクワットをして効果があがるはずがないのです。

やり方を変えたんですから、難しいのは当然です。

難しいからやる意味があるのです。なぜなら意識をトレーニングさせているからです。


だから深く曲げてはいけないということです。しかも、確認しながら超ゆっくりやるのがコツです。

そして回数は1~2回で留めておいて下さい。それ以上やると必ず今までの癖がでてきます。

角度も、ホンの数度でいいです。僅かに曲がる程度です。


この動きは、今まで使っていない筋肉を使う動きです。だから複数回やると、すぐに疲れがでてきます。1回だけ集中して行えば十分です。それを一日に何回かやってもらえれば3日もすれば、かなりできるようになっているのに気づくはずです。


できるようになるのが目的ではなく、意識してもらうことが目的ですから、無理をしないで続けてみてください。

それでも筋力は普通に鍛えられますし、一番鍛えられるのは意識です。

如何に無理やり身体を動かしていたかに気づいてもらえれば、それで十分なのです。


意識と筋力は、無関係ではありません。無理やりやれば、無理やりの筋肉がつきます。しかし、構造を考えて、ちょっと工夫すれば、自然な筋力が得られます。

その工夫がこの方法です。

そんな意識が重要です。決して無理やりやらないで下さいね。



御薗治療院

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