ストレスは、様々な症状につながるのは誰しも感じることだと思います。
しかし、何がストレスなのでしょうか?
一番のストレスは、対人関係でしょうか?
対人関係で、問題になっていても、その人と会ってない時はストレスに感じることはないはずです。
例えば会社の対人関係でストレスを感じた。
会社に行けなくなった。
会社を辞めた。又は休職中。
ストレスから逃れたと思うんですが、ストレスを感じています。
会社を辞めて開放されればストレスはなくなるはずですが、そう簡単ではないですよね。
やっぱり記憶がストレスを作っている可能性は否定できません。
記憶や経験というのは、ストレスを作る原因になるのだと思います。
ただ、記憶や経験があるからこそ、回避したり逃避したりできるのですから、それが悪いとは言えません。
記憶や経験が悪いのではなく、記憶や経験の扱い方に問題があるのではないかと思います。
過去の記憶とそれに伴う経験を無視できず、何度もフラッシュバックすることによって、その都度、経験してしまうから記憶が余計鮮明になり悪循環が起こります。
そして徐々にその記憶が歪められ、実際より大きくなってしまう。
記憶と予測から悪循環が起こるように思います。
過去の記憶や経験は、その都度忘れることで立ち直る場合もあります。
忘れてしまうと、なんであんなに不安だったのかを思い出すことさえできなくなってしまいます。
不思議な感じがすると思いますが、事実みたいです。
治し方ではなく、忘れ方の練習をする必要があるようにも思います。
常に覚えている。
記憶力がいい。
時として、それは有効に働きます。
しかし、ストレスを記憶してしまうと、余計な不安が襲ってきて、知らず知らずのうちに不必要な不安から行動を起こすようになります。
過去と未来は、予測から不安を引き出すこともあります。
それをどう整理していくのかが重要ですね。
こういう時、知識は役立ちますが、知識だけではどうすることもできません。
情報が増えることで余計に不安に思う。
そんな現象が起こります。
ネット社会は正にそんな感じです。情報が増えたら良いように思うのですが、その情報が必ず正しいとは言い難い。
リテラシーと言いますが、そのリテラシーの情報も個人的には必ず正しいとは言い難い。
個々の立場や環境によっては、その情報が逆作用を引き起こすこともあります。
どこまで行っても情報は過去の記憶です。そして、それは自分の記憶ではなく、人の記憶です。
人はそれぞれ見ているものが違います。同じだと思っていても大きく違います。
人は共通のものを見出そうとします。そして情報が大きくなって歪められていく。
どんなに賢く振る舞っている人でも必ずこの罠に嵌まってしまう。
このことをよくよく考えると、やっぱり最後は感覚が大事になってくるのだろうと思います。
最終的に決めるのは、根拠のない感覚なんだろうと思います。
そんな中で社会はなりたっている。
そんな気がしてなりません。
ストレスは敵か味方か?
その先にあるものは何か?
それを常に考えていたいですよね。
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