力を抜くことが難しいと思ったら、なぜ難しいのかを考えてみます。
未来と現在が同時進行しているのかもわかりません。
何かをしました。
何かをすれば、その見返りを期待します。
その見返りは、現在のものではなく、未来の出来事です。
つまり、現在に意識をおいていない。
未来の出来事に焦点を向けているのです。
未来に焦点を向ければ、それがどうなるかなんて、誰もわかりませんから、それが正しいか正しくないかなんて、誰も予測できません。
しかし、現在の状態というのは嘘でもなんでもありません。
そう感じた訳ですから、その感覚は正しいはずです。
例え、人が間違っていると言っても、自分にとっては真実です。
肩が痛いというのは、事実です。
その事実に目を向け続けながら、何かの刺激をしました。
「んん~。肩の痛みが何か変化があったぞ~」
ってなる訳です。
それは、未来の出来事を何も予測していません。
常に現在を感じた結果ですから、未来の予測ではありません。
変化があるはず
と思って刺激するのと、今変化があったというのは大きな違いがあります。
常に現在の事に目を向けていると、変化がよくわかります。
未来があれば、当然、過去の出来事からも現在の状態を歪めてしまうことがあります。
過去にこんなことがあったから、現在はこうなっているんだ。
過去の出来事が今を作っているんだと固定していると、現在の状況を変化させることは不可能です。
頭の良い人のパターンです。
また、精神的な障害のある方には、よくあらわれる精神状態です。
骨を折ったから痛いんだと思い込んだりすることです。
つまりどちらも現在を生きてない。
過去と未来にしか注意がいっていないということです。
現在に注意を向けることで変化がわかるようになります。
身体の変化は実に楽しい。
それに注意をむけてみることです。
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