関節の痛みって、良くなっても、また痛むことがあります。
一回で全てなくなるというのは、現実的に考えて、そう多くはありません。
しかし、地道に自分でも動かし、調整していくと、痛みがなくなってくることが殆どです。
患者さんに一発で治ると言われるのは、ホントに嫌です。
なぜ、そうなったのかを考えないで治ると言われると虚しくなります。
また神業のように治るみたいに思われるのもホントに心外です。
緻密な計算があって、弱刺激にしているのに・・・。
そして、専門家からも弱刺激で良くなるという現実を見せても、特殊技術みたいに言われるとホントにアホかって言いたくなります。
やろうとしていないのにできるはずがないということに全く気づいてない。
治るというのと痛みがとれるというのは違います。
でも痛みがとれないのに治ったとは思いません。まずその第一段階の話しです。
物理的なことばかりに目をむけていては話しにもなりません。
人間ってそういう意味では結構複雑です。特に意識は複雑です。
治りたいと言う思いとは裏腹なことば一杯あります。
関節が腫れるということは、やっぱり、腫れたところが動いていない。
動かしていない。
ということから余計に腫れます。
でも腫れたところは動かしたくない。
それが人間の心理です。
そして、無理やり動かしても良いはずがありません。精神に傷がつきます。
再発の可能性を秘めています。
それじゃ~どうするか?
というところが問題です。
最初は何かの原因で腫れただけだったのですが、腫れて痛むから余計に動かさなくなり、動かさないから余計に腫れる。
これを繰り返すと、ずっと腫れるということにもなります。
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