作法は動きです。
動きを変えるだけです。
そんなことで良くなるのか?
という疑問は当然でしょう。良くなるかどうかなんて誰もわかりません。しかし、今までの方法では良くならなかったというのは事実だから、変えることに抵抗はないはずです。
そこで、動きそのものの作法を変えてみることにしてください。やり方は簡単です。
小さい動き、綺麗な動き、ゆっくりの動きです。
日本の作法という方法ではありませんが、この動かし方は、かなり自分の身体の動きに注意を向けられます。つまり意識を活性化させることができると言うことです。
それは、やってみないとわかりません。
また、作法の目的が、意識を活性化させることであるならば、その条件を十分満たしていると思います。「忘れない」を活性化させることができます。
作法の目的の一つとして、身体に覚え込ませるということと、「忘れない」を獲得することだとも考えられます。
だから、作法は、ある意味窮屈なところがあるのは否定できませんので無意識が、それを忘れようとしてしまいます。
逃げたいという気持ちが「忘れる」ということにつながります。しかも、無意識にというのがポイントです。
作法を忘れても、生きていくのに支障はありません。しかし、作法をすると、生活にメリハリがでてきます。自然にそうなります。
例えば、朝6時に起きる。これも作法の一つです。起きるのも動きですからね。
トイレに座る時に、ゆっくりしゃがむ。足を揃えて真っ直ぐ座る。そんな簡単なことからはじめるのも作法の一つです。
作法は堅苦しいことを言っているのではありません。自分の行為に注意を向けられれば、作法の第一の目的は達成すると思います。
作法を変えるというのは、動きを変えるということです。しかし、その日常の動きが「心」に影響しているとするなら、作法を変える。というのは、心の変化にも絶対つながるはずです。
それで症状が良くなったら、ラッキーです。もし、良くならなくても何の損もありませんしね。
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